山林火災で出動しました

甲府市の昇仙峡で昨夕発生した大規模な山林火災に対応するため、甲府市消防団朝日分団のメンバーとして出動しました。

 

山林火災への対応は初めての体験で、いろいろ考えさせられました。

 

 

朝4時20分に分団の詰所へ集まり、5時に現場へ集合。

 

この日はヘリコプターを使った空からの大規模な水の散布と、ポンプを使った放水、消防団員などの手作業による散水が行われました。

 

(写真はヘリコプターによる散水の間、トンネル内に退避していたときに撮影しました)

大規模な散布だけでは完全には沈火できず、手作業での散水が必要です。

しかし、これがハードな作業でした。

 

 

「ジェットシューター」という器具を使って、背中に20リットル(20キログラム)ほどの水を背負い、現場まで歩いて行って、手動式のポンプ(大きな水鉄砲みたい!)で水をまくのです。

 

これが重い!

 

そして慣れない山歩き!!

 

ポンプの操作も結構力が要ります。

 

 

県道と現場までの間の山道を4回、往復しました。

 

普段使わない筋肉の部分を使った感じがします。  

多分、筋肉痛になると思います。

 

 

こうした作業を数百人(現場全体を見渡したわけではないので、正確な人数はわかりませんが)の人たちが繰り返しました。

 

さらにヘリコプターからの散水。

 

それでも今日の段階では、鎮火には至りませんでした。

(火の勢いはだいぶ、弱まったように見えましたが)

 

 

消火活動の中でも特に山火事は大変だと、消防団の先輩は口をそろえます。

 

二度と起こってほしくないと思いました。

 

(写真は現場近くにあった看板です)